ところがどっこい

完全自己満書きたがりブログ

二人目の担当さん。

今回は二人目の担当さんについて。

 

前述の通り、わたしの元担はKAT-TUN田中聖でした。

田中担として入った女王コン(確か広島グリーンアリーナでの公演だった)で、アリーナ席花道横というなんともラッキーな席が来ました。田中聖を見る気満々でやる気に満ち溢れていたのですが、いくらいい席でもやはり遠くへ行ってしまうことも。早く近くに来てよお~と乙女な心で団扇を持ち立ち尽くしていると、目の前に一人のジュニアがいました。ツアーのバックとして全国を回っていたKis-My-Ft2の北山宏光くんでした。当時本当にKAT-TUNしか興味がなく、ジュニアという存在は知っていたもののグループや名前すら知らない状況。そんな中、目の前にはスポットライトも浴びていない状況下にもかかわらず、俺を見ろ!!と言わんばかりに全力で踊るチャラすぎるにもほどがあるよ!と言いたくなる男の人。気づけば釘付けになり目の前にいる北山をただただ見ていました。わたしはダンス経験なんてものはなく、この人はダンスが上手いなあ下手だなあなんてことは全くわかりません。ですが、あの時は心からこの人のダンスすごい…と感動しました。初めてKAT-TUNのコンサートに行った時とはまた違うドキドキを味わったのです。しばらく見つめていると、あまりにもガツガツ踊っていたためかイヤモニが耳からぽろっと取れかけました。北山は少しだけダンスの動きを緩め、自然な流れで耳元に手をやりイヤモニをもとの場所へ装着。

 

完全にやられました。

 

どこでどんな姿を見て誰を好きになるかはいつだってわからないなあと思います。

もちろん田中聖もしっかりと目に焼き付けたのですが、その日はキスマイのことが頭から離れず、いったい北山という人は何者なんだ…と考え続けました。

(話は少しそれますが、女王コンの時のアルバムがわたしはとても好きで今でもよく聴きます。アワスト、AFFECTION、春夏秋冬、un-などなど…聴くといろんな感情が出てきてじーんと…。いわゆるエモいってやつです。しらんけど。)

 

その後はキスマイのことを調べ始め、歌を覚え過去の少年倶楽部を見漁り。いつのまにか掛け持ちのような状態になっていましたが、そこは断固として認めず。担降り問題って他人からするとどうでもいいことかもしれないけど、自分にとっては一大事。こんなに応援してきたし…という変なプライドみたいなものが邪魔をすることもあります。だけど、悩んで悩んで北山担になることに決めました。自分にとっては本当に大事件でした。ただ、はじめてのジュニア担は本当に楽しかったです。音楽番組に出ることが当たり前、綺麗な音源で聴けることが当たり前だったKAT-TUN担。それとは違い、バックで出るかも!?と予想しいろんな音楽番組を録画する日々。ipodで聴きたいけど、CDはないから少年倶楽部の音源をMP3にして落とす。もちろんキャー!という歓声も入っているので、それありきで曲を覚えてしまい、後々CD化されたときに違和感を感じることも。

 

その後ずぶずぶとキスマイの沼へ落ちていき、初の全国ツアーでは遠征もしました。初めて見たときになんじゃそら…と思ったあのツアー、逢えるdeshowです。今見てもおもしろい。この時一緒に行ったのは他でもないa。彼女は高校の同級生であり、KAT-TUN担として出会うものの同じくキスマイにはまってしまっていたのです。(最高)外れるかも…と思いながらドキドキして当落を確認すると、すべて当選!ラッキーと思っていましたが、公演前日や当日、チケットはワンコインで売買されていました。自分的初日の会場はたしか収容人数が2000人にも満たない所でした。今のキスマイからすると考えられないけれど、初めての全国ツアーの地方会場は結構そんな感じだったような気が。あとはステージのセットを自分たちで全部動かしていたり、初日に横尾さんがステージから落ちたり。横尾さんステージから落ちる事件は衝撃的でした。ローラー履いた状態で本当にきれいにスッ…と落ちていきました。当時はホールツアーだったのでステージのすぐそばが客席で、客席に綺麗に落ちてました。横尾さん大丈夫だったのか。

その後2度目の全国ツアーでははじめての1人遠征も。高校生の私からするとどっきどきでした。確かこの時ネットで出会った子と一緒に行ったのですが(絡みはあったもののこの時が初対面だった)、同い年ながらイケイケキラキラオラオラ女子でして。どこか憎めない子でしたが、「ダ〇フ屋のおっちゃんいるからあそこの家行こう」と誘われよくわからない家の庭でしゃがみこみ謎の会合をしたり、「ここメンバーぜってえ来るから待つよ」と言われ公演後立っていると、本当に終演後のメンバーが現れたり(メンバーの迷惑になる行為はやめましょう)なかなか普段出会うことができなさそうな面白い子でした。当時よくありがちな赤西→藤ヶ谷担だった彼女は、藤ヶ谷の当時の雰囲気に合わせてヒョウ柄のミニスカを履いてたんだけど、それがすごくかわいくて似合ってたな~。広島はKAT-TUN含め何度も遠征している地なので思い出深いし好きです。グリアリ最高だよね~

あとは大阪までaとプレゾンを見に行ったことも。舞台の中で使われてる曲が好きで何度も何度も聞いてました。Tell me whyとか男謝礼(漢字あってるっけ)とかケータイ天国とか。後々DVDも発売され何度も何度も見返しましたが、個人的にはよくわからない舞台でした。ただこの時の北山のビジュアル結構好きです。

 

その後茶封筒でデビューを知り、デビューが決まったキスマイ。

ジュニアの頃も美咲ナンバーワンに藤北で出演したり、ちょこちょことテレビへの露出はあったのですが、どこかいまいちバーン!と突き上げることができないというか。次デビューするならキスマイかなあ、なんてぼんやりと思っていたものの行けんのか~??とファンのくせしてどこか不安を抱いていたのも事実でした。

デビュー発表に関してはよく覚えていません。多分嬉しさもあり寂しさもあったんじゃないかと思います。ただ、そんなことを感じる暇もなくいつのまにかデビューし、美男ですねに藤ヶ谷・玉森出演からのデビュー曲が主題歌。この時ばかりはじわじわ来てる…と感じました。その後のSHE!HER!HER!も結構話題になったというか、多くの人に知られたんじゃないかと思います。(非ヲタの人でもこの曲は知ってる人が未だに多い!)あとはバラエティにもよく出演していたイメージが。これは今も続いているけど、黄金伝説の1万円生活とか。デビュー当時からちょこちょことバラエティに出演していた気が。

デビューした2011年、わたしは大学1年生になり一人暮らしを始めていました。(そうです今20代後半です。)この頃、例の友人aはヲタ卒。それまでは実家が近いこともありよく会っていたのですが、私は地元を離れ別々の大学へ進み少しだけ疎遠に。私の家は両親がアルバイトは大学生からな!!という方針の人だったため、それまではこつこつ貯めたお年玉やお小遣いでコンサートに行っていました。大学生になり、そっこーで焼肉屋のアルバイトを始めました。なかなか規模が大きく、朝から夜まで営業しているためそこそこシフトには入れたのですが、もっと自担に会いたい…お金が必要だ…と後々掛け持ちもします。多い時では4つくらい掛け持ちしていました。フリーターなのか学生なのかわかりませんし、当時の自分どんだけ元気やねんとつっこみたくなります。たしかコールセンター、ドラッグストア、印刷会社、事務、ホテルなどいろいろやった気が。ヲタ活はもちろん、自分の感覚でスケジュールを決められる生活がとても楽しかったのを覚えています。兄に早めに単位を取っておけば後半は週1登校が可能という助言ももらい、1年2年はかなり詰めて学校に行っていました。もともと暇な時間が多いよりかは忙しい方が好きなこともあり、分刻みでスケジュール管理をするのが基本。社会人の今よりもアクティブにちょこまかと動き回る日々。それもこれも自担のため…と思っていたものの、いつのまにか疲れていました。デビューコン、ミントツアーは入った公演数がそれまでと比べて断然多かったです。遠征もしていたのですが、アルバイト終わりにそのまま夜行バスに乗り込み13時間バス!ということも。そしてデビュー効果もあってか、相場がどんどんと上がりついていけなくなっていました。ミントツアーの時の相場はかなり高かった記憶があります。地方ではありましたが、スタ後列で10を越えることも。

これだけ公演に入っていても、わたしは自担から「ファンサービス」というものを貰ったことがありませんでした。近くに来たとしても、大体お尻を向けられる始末。自担のお尻は可愛かったのでいいのですが。もちろんファンサ欲しさに入っているわけではないのですが、やっぱりファンサを貰っている様子を見るといいなあ~なんて思ってしまうのです。いつからか「自担に触れる」というなんとも気持ち悪い目標を掲げていました。そしてミントツアーの地方公演の際、スタトロ最前の席。目の前に自担が現れ、手に触れることができました。今までで一番距離の近かった瞬間だったと思います。号泣しました。それと同時に、心の中で「もう満足したな、自分…」と勝手に感傷に浸り会場を後にしました。

この一瞬のタッチでわたしは満足してしまったというか、自担を追いかけるという情熱を失ってしまいました。なぜこんな風になってしまったのか、今でもはっきりとした理由はわかりません。ただ、北山担として行ったツアーはこれが最後になりました。

 

その後も地元で公演がある際には入っていたのですが、情熱がなくなるとこんな風に見えるのか…と。彼らには全く何の問題もないのですが、3時間弱の公演がしんどくなったことも。多分2ツアー分くらいおやすみして、昨年のYummyツアーは急遽チケットを譲っていただけることになり参加。久しぶりのキスマイ、めちゃくちゃ楽しかったです。なによりtell me whyで始まったことに驚いた…!キスマイの曲の中で1位2位を争うくらい好きなので、久しぶりに聴けたのも嬉しかったな。

 

たまにちょっと浮いてない…?大丈夫…?と心配になることがあったりもしましたが。どんな時も全力なところが本当に大好きでした。かわいいとかっこいいを兼ね備えているのは強かった…ジュニア時代はそうでもなかったですが、年上だからこその余裕も魅力だったと思います。今でもキスマイが出ているとやっぱり目がいくのは北山です。大好き!!という気持ちがある中で担当を降りてしまったのは自分でもよくわかりませんが、思い返すとキスマイを応援していた時もすごく楽しかった。本当にいい思い出ばかりです。をたくってこうやってたくさん思い出が増えていくから楽しいよね~辞められないよね~ってことでまだまだ独り言ブログは続きます。